LebraInfra
LEBRA施設情報
日本大学電子線利用研究施設(LEBRA)に設置された機器の取扱説明など
125MeV電子線形加速器(リニアック)
- 仕様
加速周波数 | 2856 MHz (S-band) |
最大エネルギー | 125 MeV |
マクロパルス幅 | 20μs |
ビーム強度 | 200 mA |
最大繰り返し | 12.5 Hz |
最大平均ビーム電流 | 25μA |
- 操作マニュアル
- 偏向電磁石のダイアログが開かなかったら、PC98のキーボードで、ESCを押してからF5を押してみる。
書きかけ
PXR発生装置
- 仕様
ターゲット結晶 | 0.2mm厚 Si完全結晶 |
X線エネルギー(111) | 3.5 〜 22 keV |
〃 (220) | 5.7 〜 36 keV |
エネルギー分解能@9keV | 5 eV/1mm |
- ゴニオメータ制御プロトコル(EUC) gmcp.txt(974)
- 操作マニュアル(順序は厳密ではない)
- PXRチェンバーの真空確認&ゲートバルブ開
- 制御室で、FELアンジュレータのスケールの電源OFF、コネクタ切り替え(BPM, コアモニター)、オシロにイオンチェンバーのシグナルを入力
- 大実験室のPXRゴニオサーバが起動しているか確認し、X線測定用のイオンチェンバの電源を入れる(NIM BIN)
- 電圧は(大)300V、(小)500Vくらい
- リニアックの立ち上げ(FELなどと同じ)
- 100MeVでPXRラインに電子ビームを通す(できるだけ良い透過率で)
- PXRゴニオ制御ソフトなどを立ち上げ、ゴニオの全軸を励磁する
- ゴニオ制御ソフトを用いて、電子ビームを出した状態でターゲット結晶を挿入していく。デフォルトだとX軸を-15000パルス動かす。向きを間違えるとギアが噛んでしまうかもしれないので注意
- 電子ビームのロスが多いときは、最後のQマグネットを調整する。(現在、アンジュレータ内ステアリングのところで調整する。ファイルを読み込んだだけでは電流が流れていないことがあるので注意)
- 前回のパルス座標値などを参考にして、ゴニオを13.5keVの状態に設定する。イオンチェンバーの出力を見ながら第2結晶の回転(θ2軸)を1パルスずつスキャンして、X線が強くなるところを探す。
- 電子ビームの収束などを調整してより良い状態を探す
- ポラロイド57を使って中心のX線エネルギーを較正する。臭素のK端13.474keVを基準に用いる
- PXRゴニオ制御ソフトの較正が済めば、X線のエネルギーを変えるのは値を入力してGOボタンを押すだけ(この時、接続は切っておく必要がある)
- 終了するときはX軸を+15000パルスくらい動かしてターゲット結晶を退避させ、X軸以外の軸の励磁をOFFしておく
- ゲートバルブを閉めて、リニアックをシャットダウン
FEL発生装置
- 仕様
発振波長 | 0.84〜6.1μm |
マクロパルス熱量 | 30 mJ @ 2.4μm |
マクロパルスパワー | 約 2 kW |
ミクロパルス幅 | 約0.1 ps @ 1.5μm |
ミクロパルスパワー | 数 MW |
書きかけ
CMC原理検証装置
装置のメイン部分(415)書きかけ
その他測定機器など
- IP読取装置(YCR)
CONFIGパラメータ
- LSU感度: フォトマルの設定値
値が大きいと高感度フォトマルの寿命を考慮して最大128程度
- ログアンプFAST: 位置分解能↑、感度応答↓
- ログアンプSLOW: 位置分解能↓、感度応答↑
ログアンプは低線量域で符号反転→絶対値により感度曲線の途中に極値が生じている模様
カセッティのトラブルはリフトのオフセットをソフトウェアで調整して対処
ケーブルの緩みやノイズの影響でとらぶる