TeXTips
TeX関連のTips
REVTeX4.1のインストール
https://authors.aps.org/revtex4/からrevtex4-1.zipをダウンロードし、その中のrevtex4.tds.zipを
/usr/local/share/texmf-local/
に解凍して、
# mktexlsr /usr/local/share/texmf-local/
を実行。入っているTeXシステムのnatbibが古いとBibTeXがトラブるのでhttp://www.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/macros/latex/contrib/からnatbib.zipを拾ってきて、その中の *.bstは
/usr/local/share/texmf-local/bibtex/bst/natbib/
にコピー、残りは
/usr/local/share/texmf-local/tex/latex/natbib/
に入れて、
# cd /usr/local/share/texmf-local/tex/latex/natbib/ # latex natbib.ins; latex bibentry.ins
を実行する。
/usr/local/share/texmf-dist/tex/latex/natbib
は消して、最後に
# mktexlsr /usr/local/share/texmf-dist/ # mktexlsr /usr/local/share/texmf-local/
を実行。これでトラブるならAMS関連を疑う。
PNG画像のインクルード
わざわざ EPS形式に変換しなくてもPNG画像のままPDFにインクルード可能。teTeXパッケージのコマンドebbを用いて
> ebb fig.png
とすると、fig.pngのBoundingBoxファイル fig.bb ができる。スタイルファイルを
\usepackage[dvipdfm]{graphicx}
のように定義し、ドキュメントの中で例えば
\begin{figure} \includegraphics{hoge.png} \end{figure}
としてやってコンパイルすれば良い。xdviでは見れないが、dvipdfmx でPDFにインクルードできる。
フォント埋め込みPDF作成
dvipdfmxでdvi->pdfするとき、デフォルトだとCMフォントは埋め込まれるみたいだが、日本語(CIDフォント)はRyumin-Light、GothicBBB-Mediumという仮想フォントが/usr/local/share/texmf/dvipdfm/config/cid.map で設定されているため、埋め込まれない。強制的に埋め込むには、ローカルにフォントファイルを置いて(IPAフォントの場合は、ipam.ttf, ipag.ttf)
rml H :0:ipam.ttf gbm H :0:ipag.ttf rmlv V :0:ipam.ttf gbmv V :0:ipag.ttf
というマップファイル ipa.map を作ってやる。
> dvipdfmx -f ipa.map hogehoge.dvi
としてやれば、フォントが埋め込まれたPDFファイルができる。
フォントファイルをサーチパスに含めるには、/usr/local/share/texmf/fonts/truetype/あたりにipam.ttf, ipag.ttf を置くorリンクを張る。そして、root 権限で
# mktexlsr
を実行
実際に受け込まれたかどうかは
> pdffonts hogehoge.pdf
で確認可能。
LibreOffice関連
フォントの追加
~/.config/libreoffice/4/user/fonts/
に追加したいフォントのファイルを置いて、LibreOfficeを再起動