!!CMC {{category 研究テーマ・物理現象,nolink}}サイクロトロン・メーザ・クーリング(Cyclotoron Maser Cooling) RFを用いたビーム冷却法として提唱された手法の一つ。ソレノイド磁場により電子ビームをRFキャビティ内で螺旋運動させ、それとRFとの相互作用により熱運動に相当するエネルギーをRF側に移行させ、ビームを冷やそうというもの。 おおざっぱに言えば、シンクロトロンにおいてビームがシンクロトロン放射を起こしながら時間をかけて「冷えて」いくプロセスを、RFと螺旋運動によって強制的に早めてしまおうというアイデア。 基本的なアイデアは大阪大学の池上博士によってなされたが、実験的な実証はまだ不十分である。 原理実証用のテストマシンがLEBRAに移設されている。